講談社BOOK倶楽部

キリスト教の歳時記学術文庫2404

キリスト教の歳時記

知っておきたい教会の文化

八木谷涼子(著)

定価:本体1,100円(税別)

世界中のキリスト教会が備えている一年サイクルの暦。イエスやマリアに関わる日を中心に、諸聖人を記念した祝祭日でいろいろな期節が彩られる。クリスマス・イースターをはじめ、西方・東方ほか各教派の祝祭日を詳述。

ケルトの水脈学術文庫2389
興亡の世界史

ケルトの水脈

原 聖(著)

定価:本体1,200円(税別)

ローマ文明やキリスト教に覆われる以前、ヨーロッパ文化の基層をなしたケルト人は、どこへ消えたのか? 巨石遺跡から、アーサー王伝説、ナチス、フリーメーソン、現代の「ケルト復興」まで、「幻の民」の伝承を追う。

佐藤一斎――克己の思想学術文庫2397
再発見 日本の哲学

佐藤一斎――克己の思想

栗原剛(著)

定価:本体1,050円(税別)

昌平黌の儒官として、徳川幕府の文教の中枢を担った佐藤一斎は、その主著『言志四録』で幕末にありながら立志・自己の独立を語り、近代日本の思想的基盤を用意した。かの西郷隆盛が心酔した思考の真髄。

テレヴィジオン学術文庫2402

テレヴィジオン

ジャック・ラカン(著)藤田博史・片山文保(訳)

定価:本体600円(税別)

精神分析中興の祖・ラカンが1973年に出演したテレヴィ番組の貴重な記録。高弟ジャック゠アラン・ミレールが問いかけ、一般視聴者に語られる師の答えは、比類なき明晰さをそなえている。唯一にして最良のラカン入門!

ブルジョワ 近代経済人の精神史 学術文庫2403

ブルジョワ

近代経済人の精神史

ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳)

定価:本体1,750円(税別)

中世の遠征、海賊、荘園経営。近代の投機、賭博、発明。そして宗教、戦争――。歴史上のあらゆる事象から、企業活動の側面は見出される。資本主義は、どこから始まり、どう発展してきたのか? 異端の碩学が解く。


学術文庫2014番『続日本後紀 全現代語訳(上巻)』についてのお詫びとお知らせ

2010年9月刊の学術文庫『続日本後紀 全現代語訳(上巻)』に付載した原文に一部誤りがあることが判明しました。読者の皆様に深くお詫び申し上げます。すでにご購入いただいた皆様には、訂正版と交換させていただきたいと存じます。手続きの詳細は『続日本後紀(上)』のページをごらんください。



折口信夫――いきどほる心学術文庫2396

折口信夫――いきどほる心

再発見 日本の哲学

木村純二(著)

定価:本体1,080円(税別)

折口の思考を、一貫した見通しの中に位置づけ、その思想の核心を、明解に浮き彫りにする快著。日本の神とは何か? 古代へ、根源へ、そして、罪・恋・死へ、研ぎ澄まされていった独自の思索を、鮮やかに読み解く。

イスラーム帝国のジハード学術文庫2388
興亡の世界史

イスラーム帝国のジハード

小杉 泰(著)

定価:本体1,250円(税別)

7世紀のムハンマド以来、イスラーム共同体は後継者たちの大征服でアラビア半島の外に拡大、わずか1世紀でイベリア半島から中央アジアまで広大な帝国を築いた。多民族、多人種、多文化の人々を包摂、多宗教も融和する知恵が歴史の奇跡を実現した。

則天武后学術文庫2395

則天武后

氣賀澤保規(著)

定価:本体1,180円(税別)

猛女、烈女、女傑、姦婦、悪女――その女性は何者か? 大唐帝国繁栄の礎を築いた、中国史上ただひとりの女帝。冷徹にして情熱的な生涯とその時代を、学術的知見に基づいて鮮やかに描き出す。

故郷七十年学術文庫2393

故郷七十年

柳田國男(著)

定価:本体1,400円(税別)

昭和32年(1957)、齢八十をこえて神戸新聞社に回顧談を求められた碩学はこう述べた。「それは単なる郷愁や回顧の物語に終るものでないことをお約束しておきたい」。故郷、親族、官途、そして詩文から民俗学へ……近代日本人の自伝の白眉。

パスカル『パンセ』を楽しむ名句案内40章 学術文庫2394

パスカル『パンセ』を楽しむ

名句案内40章

山上浩嗣(著)

定価:本体920円(税別)

40日で『パンセ』を制覇! 近づきやすそうなこの作品は、実際に手にすると、思いのほか読みにくい。そこで第一級のパスカル研究者が、その魅力を味わい尽くすために書き下ろした。1日1章、最高の読書体験を!

『新約聖書』の誕生学術文庫2401

『新約聖書』の誕生

加藤 隆(著)

定価:本体1,130円(税別)

地上のイエスが、紙上のメシアとなるまで、300年間になにが起こったのか? あきらかに「後発」で「特殊」な文書集が他を圧する権威となりえたのはなぜか? 教団主流派が「異端」活動の果実を巧みに取り入れ、聖なる「テキスト共同体」を作り出すまで。

エスの系譜学術文庫2385
沈黙の西洋思想史

エスの系譜

互盛央(著)

定価:本体1,080円(税別)

ニーチェやフロイト、シェリングやフィヒテは、沈黙する「エス=それ」の淵源を見出したのか。「人」「言語」あるいは「普遍的なもの」とも呼ばれるものをめぐり、「私」を疑い「人間」を探って格闘する近代思想の冒険史。

杜甫全詩訳注学術文庫2336

杜甫全詩訳注(四)

下定雅弘・松原 朗(編)

定価:本体2,900円(税別)

晩年にいたってなお断ち切れぬ出仕の思い。ついに長安への帰還に絶望した杜甫は、洞庭湖の南で漂泊の生涯を閉じる――書き下ろし全訳注、堂々完結! 作品検索に簡便な「全詩題索引」と詳細な「杜甫年譜」付き。

人間の由来(上)学術文庫2371

人間の由来(下)

チャールズ・ダーウィン(著)長谷川眞理子(訳)

定価:本体1,450円(税別)

センセーションを巻き起こした『種の起源』から十年余、ダーウィンは初めて人間の由来と進化を本格的に扱った。下巻は魚類から人間までを扱う諸章と結論を「訳者解説」とともに収録。『種の起源』を超える進化論の金字塔、堂々の完結篇!

通商国家カルタゴ学術文庫2387

興亡の世界史
通商国家カルタゴ

栗田伸子・佐藤育子(著)

定価:本体1,300円(税別)

紀元前二千年紀、経済力と技術力を武器に、東地中海沿岸に次々と商業都市を建設したフェニキア人は、北アフリカにカルタゴを建国する。ローマが最も恐れた古代地中海の覇者は、歴史に何を残したか? 日本人研究者による、初の本格的フェニキア・カルタゴ通史。

「日本」 国号の由来と歴史 学術文庫2392

「日本」 国号の由来と歴史

神野志隆光(著)

定価:本体880円(税別)

「日出づる処の天子」の意味は?「倭」「やまと」「日本」の関係は? 平安時代から本居宣長を経て近代まで、「日本」の誕生とその変奏の歴史を、厳密な史料読解により明晰に示す。新出資料「祢軍墓誌」についての補論も収録。

風と雲のことば辞典学術文庫2391

風と雲のことば辞典

倉嶋 厚(監修)岡田憲治・原田 稔・宇田川眞人(著)

定価:本体1,170円(税別)

好評既刊『雨のことば辞典』の書き下ろし姉妹篇。気象現象のほか、比喩表現、ことわざ、季語から漢詩、詩歌、歌謡曲に至るまで、「風」と「雲」にまつわる表現を豊富な引用で伝える。日本の空には、こんなにも多彩な表情がある――。

興亡の世界史学術文庫2386
興亡の世界史

ロシア・ロマノフ王朝の大地

土肥恒之(著)

定価:本体1,230円(税別)

ヨーロッパとアジアの間で、皇帝たちは揺れ続けた。民衆の期待に応えて「よきツァーリ」たらんと奮闘したロマノフ家の群像と、その継承国家・ソ連邦の74年間を描く。暗殺と謀略、テロと革命に彩られた権力のドラマ。

関東大震災学術文庫2335

杜甫全詩訳注(三)

下定雅弘・松原 朗(編)

定価:本体1,900円(税別)

没落名家に生まれ、しかし一族の誇りを背負い、流浪と困窮を生きた「詩聖」。中国第一の詩人と讃えられた律詩の大成者は、詩によって世界を変えうると信じた――。蜀中の後期から三峡夔州で病身を養う時期に詠んだ名品の数々を収録。

人間の由来(上)学術文庫2370

人間の由来(上)

チャールズ・ダーウィン(著)長谷川眞理子(訳)

定価:本体1,500円(税別)

『種の起源』から十年余、ダーウィンは初めて人間の由来と進化を本格的に扱った。昆虫から魚、両生類、爬虫類、鳥、哺乳類を経て人間に至る進化を「性淘汰」で説明。人間はいかにして「下等動物」から生まれたのか? 上巻は「人間の由来と起源」を説く総論から昆虫を扱う第11章を収録。

江戸開幕学術文庫2384

江戸開幕(えどかいばく)

藤井讓治(著)

定価:本体1,180円(税別)

幕府の礎を固めた家康、秀忠、家光の徳川三代。外様大名対策、史上初の朝廷支配、鎖国、老中制確立……が、強固な体制を生み出した。二百六十余年も続く幕府の強さを解明した名著。

心の科学史 学術文庫2383

心の科学史

西洋心理学の背景と実験心理学の誕生

高橋澪子(著)

定価:本体1,280円(税別)

人間は「心」をどのようなものと考え、その作用・構造をどう捉えようとしてきたのか。近代心理学の誕生を促した哲学的背景は何だったのか。「心を対象とする科学」の宣言への歴史と、その後の方法論・認識論の革命的変遷を眺望する。

今昔物語集 本朝世俗篇 (下)学術文庫2373

今昔物語集 本朝世俗篇(下)

全現代語訳

武石彰夫(著)

定価:本体1,950円(税別)

霊鬼譚、悪行譚、そして権威を笑い、たくましく日々を生きる人々の姿を、ユーモアに富む現代語訳で伝える。「今は昔」で始まる千話以上の説話を集めた日本最大の説話集、日本篇の後半、巻二十七~三十一。

関東大震災学術文庫2381

関東大震災

消防・医療・ボランティアから検証する

鈴木 淳(著)

定価:本体840円(税別)

天災は防ぎようがないが、それがどの程度の災害になるのかは、その前後の人間の活動によってかなり左右される。市民、首相、華族、在郷軍人会、青年団――人々が未曾有の災害に立ち向かった一週間。

滑稽の研究学術文庫2379

滑稽の研究

田河水泡(著)

定価:本体960円(税別)

あの『のらくろ』の巨匠が「滑稽とはなにか」を真摯に探求し、米寿に際して発表した書。自身や同時代作家の作品を豊富に引用し、実作者ならではの視点で解釈を試みるほか、アリストテレスやカント、万葉集や北斎などからも「滑稽」のルーツを探った意欲作。

ベルギー大使の見た戦前日本学術文庫2380

ベルギー大使の見た戦前日本

アルベール・ド・バッソンピエール(著)磯見辰典(訳)

定価:本体1,100円(税別)

関東大震災、大正の終焉と昭和天皇即位の大礼、満洲事変、相次ぐ要人へのテロ。練達の外交官の目に極東の一帝国とその指導層はどう映じたのか。「戦前」を知る比類なき証言。

鶴屋南北 学術文庫2378

鶴屋南北

かぶきが生んだ無教養の表現主義

郡司正勝(著)

定価:本体840円(税別)

江戸化政期、「四谷怪談」「桜姫東文章」などで知られる四代目鶴屋南北は、奇抜な趣向で当時の「現代」を写しとり、かぶきに新たな地平をひらく。彼は世に何を仕掛けたか。革新とは何か。稀代のかぶき研究者が読みとく名著。

杜甫全詩訳注(二)学術文庫2334

杜甫全詩訳注(二)

下定雅弘・松原朗(編)

定価:本体2,300円(税別)

日本を代表する漢文学研究者が結集した執筆陣による、完全書き下ろし杜甫全詩訳注第二巻。戦禍による社会秩序の崩壊や政治の堕落に巻き込まれ、生涯にわたる漂泊の旅を始めた時期の作品を収録。

論理学学術文庫2369

論理学

考える技術の初歩

E・B・ド・コンディヤック(著) 山口裕之(訳)

定価:本体860円(税別)

ロックやニュートンなどの経験論をフランスに輸入・発展させた18世紀の哲学者が最晩年に記した、若者たちのための最良の教科書。この本を読めば、難解な書物も的確に、そして素早く読むことができる──本邦初訳作品。

利休聞き書き「南方録 覚書」全訳注学術文庫2375

利休聞き書き「南方録 覚書」

全訳注

筒井紘一(著)

定価:本体740円(税別)

千利休が確立した茶法を伝える『南方録』は、高弟南坊宗啓が師からの聞き書きをまとめたものとされる。「覚書」はその巻一で、茶法の根本を述べる。茶禅一味の「わびの思想」を伝える基本の書。

今昔物語集学術文庫2376

女官

明治宮中出仕の記

山川三千子(著)

定価:本体1,050円(税別)

明治42年、18歳で宮中に仕えた華族・久世家の長女の手記。「雀」と呼ばれた著者は、天皇皇后の睦まじい様子に触れ、皇太子の意外な振る舞いに戸惑う。明治宮中の闇をあぶりだす一級資料。

民権闘争七十年 咢堂回顧録 学術文庫2377

民権闘争七十年 咢堂回想録

尾崎行雄(著)

定価:本体1,150円(税別)

戦前、政党はこうしてダメになっていった……代議士生活63年、連続当選25回。「憲政の神様」の語る政党の姿は面白くも哀しい。回想を彩る鋭い人物評、苦い教訓と反省は、立憲主義、議会政治の本質が問われている今なお新しい。

杜甫全詩訳注(一)学術文庫2333

杜甫全詩訳注(一)

下定雅弘・松原朗(編)

定価:本体2,300円(税別)

日本を代表する漢文学研究者陣による、最新の研究成果をふまえた平易な現代語訳に 最新の語釈を添える完全書き下ろし杜甫詩全訳注。青年期から安史の乱にかけての作品を収録。

人間不平等起源論学術文庫2367

人間不平等起源論

付「戦争法原理」

J゠J・ルソー(著) 坂倉裕治(訳)

定価:本体860円(税別)

身分の違いや貧富の格差といった「人為」で作り出された不平等の起源と根拠を突きとめた上で、不幸を回避する方法はあるのか? ルソーの主著を清新な日本語で新訳。『戦争法原理』の復元版を併録。

ひとはなぜ戦争をするのか学術文庫2368

ひとはなぜ戦争をするのか

A・アインシュタイン S・フロイト
浅見昇吾(訳)

定価:本体500円(税別)

一九三二年、国際連盟がアインシュタインに依頼した。「今の文明においてもっとも大事だと思われる事柄を、いちばん意見を交換したい相手と書簡を交わしてください。」選んだ相手はフロイト、テーマは「戦争」だった――。

今昔物語集学術文庫2372

今昔物語集

本朝世俗篇(上)
全現代語訳

武石彰夫(著)

定価:本体1,630円(税別)

全三十一巻、千話以上を集めた日本最大の説話集。本巻は本朝(日本)の世俗説話の前半、巻二十二~二十六を収めた。藤原氏の来歴、転換期に新しく立ち現れた武士の価値観と行動力、激動を生き抜く強さへの憧憬を共感をもって語り伝える。

大日本・満州帝国の遺産 学術文庫2354
興亡の世界史

大日本・満州帝国の遺産

姜尚中 玄武岩(著)

定価:本体1,100円(税別)

満州で辣腕を振るった革新官僚・岸信介と、帝国軍人となった植民地青年・朴正煕。戦後の日韓両国の枠組みをつくった二人の足跡から満州国の虚実を問い直す。

中央アジア・蒙古旅行記学術文庫2374

中央アジア・蒙古旅行記

カルピニ/ルブルク
護 雅夫(訳)

定価:本体1,330円(税別)

一三世紀中頃、勢力を西へ拡大中のモンゴル帝国。その本営カラコルムで二人の修道士は何を見、誰に会い、どんな宗教や風俗に触れたのか。それぞれの見聞記。

立憲非立憲学術文庫2366

立憲非立憲

佐々木惣一(著)

定価:本体860円(税別)

責任ある日本国民に告ぐ。日本の争点はここにある! 「合憲か、違憲か」の対だけでは問題の本質はつかめない。憲法学の大家・佐々木惣一が、大正デモクラシー華やかなりし頃世に問うた書。

交易する人間学術文庫2363

交易する人間(ホモ・コムニカンス)

贈与と交換の人間学

今村仁司(著)

定価:本体1,050円(税別)

ヒトはなぜ交易するのか? 人間存在の根源をなす「負い目」と「贈与」の心性による相互行為が解体したとき、市場と資本主義が動きだす。人間学に新地平を切り拓いた今村理論の精髄。

現代思想の遭難者たち学術文庫2264

現代思想の遭難者たち

いしいひさいち(著)

定価:本体900円(税別)

わからなくっても大丈夫!現代思想を笑い飛ばす!!手塚治虫文化賞の傑作マンガ、ついに文庫化。

逸翁自叙伝学術文庫2365

なぜ、猫とつきあうのか

吉本隆明(著)

定価:本体820円(税別)

猫と日々をともに過ごし、その生も死も見つめてきた思想家は、この生きものに何を思ったのか。暮らしの伴侶を愛するすべてのひとへ。巻末エッセイ:吉本ばなな

オスマン帝国500年の平和論 学術文庫2353
興亡の世界史

オスマン帝国500年の平和

林佳世子(著)

定価:本体1,250円(税別)

中東に長い安定を実現した大帝国の全貌!「トルコ人」による「イスラム帝国」だったのか?多民族・多宗教を包みこんだメカニズムとは。

日本古代呪術学術文庫2359

日本古代呪術

陰陽五行と日本原始信仰

吉野裕子(著)

定価:本体1,050円(税別)

古代日本において祭りや重要諸行事をうごかした原理とは何か。白鳳期の近江遷都、天武天皇陵、高松塚古墳、大嘗祭等に秘められた幾重にも重なる謎を果敢に解きほぐし、古代人の思考と世界観に鋭くせまる。

天才数学者はこう解いた、こう生きた学術文庫2260

天才数学者はこう解いた、こう生きた

方程式四千年の歴史

木村俊一(著)

定価:本体1,000円(税別)

60進法を生んだ古代バビロニアからヒルベルトの「20世紀に解かれるべき23の問題」まで四千年の数学史を一気に駆け抜ける痛快無比の数学入門!

逸翁自叙伝学術文庫2361

逸翁自叙伝

阪急創業者・小林一三の回想

小林一三(著)

定価:本体1,000円(税別)

電鉄事業に将来性を見た男はいかなる手を打ったか。沿線の土地買収、郊外宅地の開発と分譲、少女歌劇……。誰も考えつかなかった生活様式を生み出した、大正・昭和を代表する希代のアイデア経営者による自伝の傑作。

カントの時間論 学術文庫2362

カントの時間論

中島義道(著)

定価:本体920円(税別)

実在的であり、また観念的である時間、運動と心にまたがるその危ういあり方とは? 『純粋理性批判』全体に浸透している、時間構成に関するカントの深い思索を読み解く。

モンゴル帝国と長いその後 学術文庫2352
興亡の世界史

モンゴル帝国と長いその後

杉山正明(著)

定価:本体1,150円(税別)

チンギス家の「血の権威」、超域帝国の残影はユーラシア各地に継承された! 「モンゴル時代」を、人類史上最大の画期とする、日本から発信する「新たな世界史像」。

芭蕉の言葉学術文庫2355

芭蕉の言葉

『去来抄』〈先師評〉を読む

復本一郎(著)

定価:本体1,020円(税別)

俳聖が求めてやまなかったものとはなにか。 芭蕉が門人に語り残した俳諧観の数々から、 いまを生きる俳人が、古典を読み解く喜びを示し、 現代俳句に活を入れる。

科学社会学の理論学術文庫2356

科学社会学の理論

松本三和夫(著)

定価:本体1,280円(税別)

福島原発事故以降、注目を集める科学社会学。 その第一人者による基本書が全面改訂を経て登場! 地球温暖化対策、原子力開発を例にして、 私たちが科学技術と正しく付き合う拠り所を探る。

神紋総覧学術文庫2357

神紋総覧

丹羽基二(著)

定価:本体1,080円(税別)

神社の紋章「神紋」の意味と歴史を四千社以上の調査で解きあかす!出雲大社は亀甲紋、八幡神社は巴紋……。

唯識の思想 学術文庫2358

唯識の思想

横山紘一(著)

定価:本体980円(税別)

不可思議にして深淵な心の構造を解き明かし、大乗仏教の普遍的な根本思想の精髄にせまる。 古くて新しい思想の世界へといざなう、最良の唯識入門書。

シルクロードと唐帝国 学術文庫2351
興亡の世界史

シルクロードと唐帝国

森安孝夫(著)

定価:本体1,280円(税別)

騎馬遊牧民とソグド人が世界を動かした! イメージ先行のシルクロード観を覆し、 我々の歴史意識を問い直す話題作。

イヌ学術文庫2346

イヌ

どのようにして人間の友になったか

J・C・マクローリン(著・画)
澤﨑 坦(訳)

定価:本体960円(税別)

オオカミの子孫が人と同盟を結ぶまでの 2億年の進化の歴史。イラスト100点以上! (解説・今泉吉晴)

霊山と日本人学術文庫2347

霊山と日本人

宮家準(著)

定価:本体1,080円(税別)

私たちはなぜ山を、心を癒やすよすがとするのだろうか。 修験道研究の第一人者にして宗教民俗学の泰斗が、 日本人の信仰の源流をときあかす。

刺青・性・死学術文庫2348

刺青・性・死(しせい・せい・し)

逆光の日本美

松田 修(著)

定価:本体1,050円(税別)

それはいかにして芸術に高まったのか。 異端美の系譜を追究し続けた著者による、 日本刺青の精神史。(解説・平井倫之)

きのふはけふの物語 学術文庫2349

きのふはけふの物語

全訳注

宮尾與男(訳注)

定価:本体1,650円(税別)

『醒酔笑』の源泉にもなった近世笑話集の決定版!  躻(うつけ)の者、僧と児(ちご)、頓知、一儀、尾籠(びろう)。庶民の笑いのつぼを心得た小噺 全234話

アレクサンドロスの征服と神話 学術文庫2350
興亡の世界史

アレクサンドロスの征服と神話

森谷公俊(著)

定価:本体1,230円(税別)

奇跡の大帝国を実現した大王の野望と遺産。 10年でギリシアとペルシアにまたがる大帝国を築いた 栄光と挫折の生涯から、ヘレニズム世界の歴史を問い直す

美 学学術文庫2339

美 学

バウムガルテン(著)
松尾 大(訳)

定価:本体1,900円(税別)

人間にとって「美」とは何か? 「美学」という概念を創始し、 後世に決定的な影響を与えた画期の書。 西洋文化の厚みと深みを知る上で 決して避けては通れない大古典作品の全訳、 初の文庫化!

日本の神々学術文庫2342

日本の神々

松前 健(著)

定価:本体860円(税別)

イザナギ、イザナミ、アマテラス、そしてスサノヲ。歴史学と民族学・比較神話学という二つの潮流をふまえ、神々の「原像」が宮廷神話へと統合される過程より古代国家の成立の実像に迫る。

史的唯幻論で読む世界史石学術文庫2343

史的唯幻論で読む世界史

岸田 秀(著)

定価:本体980円(税別)

古代ギリシアは黒人の文明であり 栄光のアーリア人は存在しなかった―― 嘘だらけの ヨーロッパ製世界史を撃つ! 

魚の文化史 学術文庫2344

魚の文化史

矢野憲一(著)

定価:本体1,020円(税別)

世界一の好魚民族といわれる日本人が魚とともに生きた生活誌を扱う、ユニークな著。 古来、魚とともに生きた日本人の 魚食、生活習俗、伝承、神饌まで総覧!

民主主義の源流 学術文庫2345

民主主義の源流

古代アテネの実験

橋場 弦(著)

定価:本体980円(税別)

時に理想視され、時に衆愚政として否定された 「参加と責任のシステム」の実態を描く。 史上初めて「民主主義」を生んだ古代アテナイの人びとの 壮大な実験が胸をうつ。

新版 更級日記 全訳注学術文庫2332
新版

更級日記 全訳注

関根慶子(訳注)

定価:本体1,180円(税別)

菅原孝標女の手になる、平安女流日記文学。 物語への憧憬、宮仕え、参詣の旅、そして夫の急逝。 中流貴族女性のあこがれと日常をつづる回想記。

日本語と事務革命学術文庫2338

日本語と事務革命

梅棹忠夫(著)

定価:本体900円(税別)

日本語はグローバルな言語たりうるか? “知的生産の技術と情報処理”をめぐる、 刺激的論考。知的生産の根本を問う!

夏目漱石学術文庫2337

夏目漱石

赤木桁平(著)

定価:本体980円(税別)

歴史に封印されてきた著者が 師・漱石の逝去直後に満を持して発表した 本邦初の本格的漱石論、ついに文庫化!

大政翼賛会への道 学術文庫2340

大政翼賛会への道

近衛新体制

伊藤 隆(著)

定価:本体900円(税別)

大戦前夜、無血革命に奔った群像!憲法の改正や弾力的運用で、政治・経済・社会体制の変革を目指した新体制運動。推進した左右の革新派と彼らが担いだ近衛文麿の行動を追跡する。

秩禄処分 学術文庫2341

秩禄処分

明治維新と武家の解体

落合弘樹(著)

定価:本体900円(税別)

明治9年、ついに〈武士〉という身分が消滅した! 支配身分の特権はいかにして解消され、 没落した士族たちは、この苦境にどう立ち向かっていったのか。 維新期最大の改革はなぜ成功したのか。

火山列島の思想学術文庫2328

火山列島の思想

益田勝実(著)

定価:本体1,020円(税別)

日本になる遥か前から、この列島には火山があった。 古代人の精神に、渾身の学問的想像力で肉薄する無二の名著。解説・荒川洋治

ユダとは誰か学術文庫2329

ユダとは誰か

原始キリスト教と『ユダの福音書』の中のユダ

荒井 献(著)

定価:本体960円(税別)

イエスへの裏切りという「負の遺産」はどう読み解くべきなのか。 ユダ像の成立に隠された原始キリスト教の思想的・政治的力学とはなにか。

夢酔独言学術文庫2330

夢酔独言

勝 小吉(著) 勝部真長(編)

定価:本体640円(税別)

「勝海舟の父」が語る、放埒一途の自伝。 幕末頽唐期の江戸の裏社会を知る夢酔の面目躍如たる、直截な文体が鬼気として心に迫る!

カール・クラウス 学術文庫2331

カール・クラウス

闇にひとつ炬火(きょか)あり

池内 紀(著)

定価:本体860円(税別)

権力や政治の堕落・腐敗にペンだけで立ち向かった男。ベンヤミンやウィトゲンシュタインが敬愛したこの無二の人物を描いた、日本語による唯一の書物が全面改訂版で登場!

吉本隆明――詩人の叡智 学術文庫2313
再発見 日本の哲学

吉本隆明――詩人の叡智

菅野覚明(著)

定価:本体1,000円(税別)

ついに出た、吉本論の決定版!  初期の論考から主著、そして最晩年の思索まで、 その思想の魅力を鮮やかに描ききる画期的力作!

若冲学術文庫2323

若冲

辻 惟雄(著)

定価:本体1,500円(税別)

動植綵絵カラー全30幅・象と鯨図など図版150点以上! 「若冲」の魅力を世に知らしめた第一人者の名解説で堪能し尽くす!

からだ・こころ・生命学術文庫2324

からだ・こころ・生命

木村 敏(著)

定価:本体600円(税別)

精神病理学と哲学を往還する独創的な思索の地平に、「生命論」は拓かれた! こころはどこにあるのか?「生きる」とは、そして「死」とは?

ドゥルーズの哲学学術文庫2325

ドゥルーズの哲学

生命・自然・未来のために

小泉義之(著)

定価:本体880円(税別)

ドゥルーズをファッションとしての現代思想から解き放ち、 新しい哲学への衝迫として描きった、記念碑的名著! 『差異と反復』は、まずこれを読んでから語れ!!

ある神経病者の回想録 学術文庫2326

ある神経病者の回想録

ダニエル・パウル・シュレーバー(著) 渡辺哲夫(訳)

定価:本体1,500円(税別)

フロイト、ラカン、カネッティ、ドゥルーズ&ガタリなど、知の巨人たちに衝撃を与え、二〇世紀思想に不可逆の影響を与えた稀代の書物。第一級の精神科医による渾身の全訳!

漱石人生論集 学術文庫2327

漱石人生論集

夏目漱石(著)

定価:本体760円(税別)

2016年、没後100年を迎える文豪・夏目漱石。その屈指の読み手である作家・出久根達郎氏が随筆、講演、書簡を編んだ、今も新鮮な漱石の生き方のエッセンス。

埴谷雄高――夢みるカント学術文庫2312
再発見 日本の哲学

埴谷雄高――夢みるカント

熊野純彦(著)

定価:本体1,080円(税別)

仏教から倫理学へ。 『死霊』の思考とカントの思考のかかわりを意識しつつ この国の近代が生んだ枢要な哲学の問題として読み解いた珠玉の一冊。

立志・苦学・出世学術文庫2318

立志・苦学・出世

受験生の社会史

竹内 洋(著)

定価:本体800円(税別)

日本人のライフ・コースに 楔のように打ち込まれた「受験」。 その様相と意味とは?

春画の色恋学術文庫2319

春画の色恋

江戸のむつごと「四十八手」の世界

白倉敬彦(著)

定価:本体1,300円(税別)

おかしくて、少し切ない、遊戯と諧謔の世界。 菱川師宣の「四十八手」を春画研究の第一人者が一手ずつ徹底解説!解説:浅野秀剛

論語のこころ学術文庫2320

論語のこころ

加地伸行(著)

定価:本体920円(税別)

中国哲学史研究の碩学が説く現代を生きる叡智。論語はこう読み、こう教える!

死海写本 学術文庫2321

死海写本

「最古の聖書」を読む

土岐健治(著)

定価:本体920円(税別)

「最古の聖書」の膨大な研究成果を コンパクトにまとめた、絶好の入門書。

モンテーニュ 学術文庫2322

モンテーニュ

よく生き、よく死ぬために

保苅瑞穂(著)

定価:本体1,200円(税別)

「もっとも美しい魂とは、もっとも多くの多様さと柔軟さをもった魂である」。名文家として知られるフランス文学者がモンテーニュの生涯とその著書『エセー』の神髄を描く。

和辻哲郎――人格から間柄へ学術文庫2311
再発見 日本の哲学

和辻哲郎――人格から間柄へ

宮川敬之(著)

定価:本体1,020円(税別)

仏教から倫理学へ。 近代日本史上、絶大な人気を誇った、多彩で稀有な思考は、 どのように生成されたのか? その本質に迫る力作!

廣松渉――近代の超克学術文庫2310

再発見 日本の哲学
廣松渉――近代の超克

小林敏明(著)

定価:本体800円(税別)

「物象化」って、何?!  マルクス主義と日本を考え抜いた哲学の精髄!

カレーライスと日本人学術文庫2314

カレーライスと日本人

森枝卓士(著)

定価:本体900円(税別)

カレーのルーツはインドではなかった? 日本人のカレー観を一変させた名著 国民食の謎に迫る食文化ミステリー。

数学の考え方学術文庫2315

数学の考え方

矢野健太郎(著)

定価:本体980円(税別)

数学者からの「思考法」というギフト。 「つまらない」で終わらせるには豊饒すぎる世界観。
解説:茂木健一郎

『四國遍禮道指南(しこくへんろみちしるべ) 全訳注』 学術文庫2316

『四國遍禮道指南(しこくへんろみちしるべ) 全訳注』

眞念(著)/稲田道彦(訳注)

定価:本体1,080円(税別)

1687年刊の最古のお遍路ガイドが現代によみがえった! 江戸期の大ロングセラーに、現代語訳・詳細地図を付し、時を超える巡礼へと旅立つ。

遠山金四郎の時代 学術文庫2317

遠山金四郎の時代

藤田 覚(著)

定価:本体900円(税別)

「その改革に異議あり!」天保の改革で奢侈一掃のため寄席撤廃、歌舞伎三座移転を目論んだ老中水野忠邦に対し、真正面から抵抗した名奉行の信念!

西洋中世奇譚集成<br />魔術師マーリン学術文庫2304

西洋中世奇譚集成
魔術師マーリン

ロベール・ド・ボロン(著)/横山安由美(訳)

定価:本体960円(税別)

本邦初訳! 神から未来の知を、悪魔から過去の知を授かった神童がやがて王の助言者となって国を動かす、波乱万丈の物語!

ドイツ歴史学者の天皇国家観学術文庫2305

ドイツ歴史学者の天皇国家観

ルートヴィッヒ・リース(著)/原 潔・永岡 敦(訳)

定価:本体880円(税別)

大津事件、日英同盟、日露戦争。天皇とサムライと「大和魂」。明治日本の「歴史学の父」は、静かに暮らす人々を観察し、俗悪な新聞に憤り、濃尾地震に衝撃を受けた。

イスラーム的学術文庫2306

イスラーム的

世界化時代の中で

大塚和夫(著)

定価:本体1,080円(税別)

イスラームに「原理主義」は存在しない! 基本用語から現代の「イスラーム主義」まで。イスラーム社会の多様性と、近代がテロを生むメカニズムを、社会人類学の視点で解明する。解説・小杉 泰

妖怪学新考学術文庫2307

妖怪学新考

妖怪からみる日本の心

小松和彦(著)

定価:本体1,080円(税別)

山に、辻に、空き地に、ビルの隙間や、あなたの「うしろ」にも――人あるところ、妖怪あり。「向こう側」に託された人間の「闇」の領域を問いなおす。

有閑階級の理論 学術文庫2308

有閑階級の理論

増補新訂版

ソースティン・ヴェブレン(著)/高 哲男(訳)

定価:本体1,280円(税別)

「格差」を人間精神と社会構造から読み解いた経済学の名著! ヴェブレンの深い洞察力は、ピケティのデータ力をも超える。

大森荘蔵 哲学の見本 学術文庫2309
再発見 日本の哲学

大森荘蔵 哲学の見本

野矢茂樹(著)

定価:本体1,000円(税別)

「大森哲学」の全貌がここに。知覚、他我問題、痛み、過去……。哲学ってのは こうやるもんなんだ! 解説・野家啓一

対話のレッスン学術文庫2299

対話のレッスン

日本人のためのコミュニーション術

平田オリザ(著)

定価:本体900円(税別)

これからの日本語に向けて。演説・スピーチ・説得・対話から会話まで。人間関係を構築する、話し言葉の多様な世界。解説:高橋源一郎

徳富蘇峰 終戦後日記学術文庫2300

徳富蘇峰 終戦後日記

『頑蘇夢物語』

徳富蘇峰(著)

定価:本体1,230円(税別)

封印された大言論人の第一級史料! 無条件降伏への憤り、昭和天皇への苦言、東條・近衛ら元首相への批判と大戦の行方を見誤った悔悟の念が赤裸々に。解説:御厨貴

手仕事の日本学術文庫2301

手仕事の日本

柳宗悦(著)

定価:本体820円(税別)

とくと考えたことがあるだろうか、今も日本が素晴らしい手仕事の国であるということを。自然と歴史、伝統が育んだ「手仕事の国」再発見。

天皇の軍隊学術文庫2302

天皇の軍隊

大濱徹也(著)

定価:本体820円(税別)

日本人にとって「軍隊」とはいかなるものだったのか。入営から内務教育、戦場体験まで――。「皇軍兵士」の心情と生活実感を探る。

ユダヤ人と経済生活 学術文庫2303

ユダヤ人と経済生活

ヴェルナー・ゾンバルト(著)/金森誠也(訳)

定価:本体1,200円(税別)

資本主義を発展させたのは、プロテスタンティズムではなくユダヤ教の倫理である! 彼らはなぜ成功し、迫害されるのか? ヴェーバーと並び称された経済学者の代表作。

中世芸能講義学術文庫2294

中世芸能講義

「勧進」「天皇」「連歌」「禅」

松岡心平(著)

定価:本体880円(税別)

「勧進」が芸能を包含していく過程。「天皇」制における祓穢思想と芸能の発生。「連歌」のダイナミズムと美学。「禅」が孕むバサラ的思想。日本中世文化の全容に迫る名講義。

擬音語・擬態語辞典学術文庫2295

擬音語・擬態語辞典

山口仲美(編)

定価:本体1,630円(税別)

「しくしく痛む」と「きりきり痛む」、「うるうる」と「うるっ」はどう違う?約2000語を集大成した、オノマトペ辞典の決定版。日本語表現力が大幅にアップ!

デリダ学術文庫2296

デリダ

脱構築と正義

高橋哲哉(著)

定価:本体1,130円(税別)

排除された他者を根源的に「肯定」し、現前せぬ「正義」の到来を志向する、「脱構築」の思想――。現代思想の到達点はなにを問い続けるのか。

死産される日本語・日本人学術文庫2297

死産される日本語・日本人

「日本」の歴史-地政的配置

酒井直樹(著)

定価:本体1,130円(税別)

「日本語」は生まれた時にはすでに死んでいた……。斬新な議論で幾多の議論を巻き起こしてきた問題の書、「日本」の価値が揺らぐ今、新稿を加えた決定版。

日本古代貨幣の創出 学術文庫2298

日本古代貨幣の創出

無文銀銭・富本銭・和銅銭

今村啓爾(著)

定価:本体880円(税別)

日本最古の貨幣とは? 無文銀銭→富本銭→和同銀銭→和同銅銭……謎が謎を呼ぶ古代日本貨幣史に考古学+文献学で挑む。律令政府による銅銭導入の意図と背景を解明する画期的著作!

スッタニパータ[釈尊のことば]全現代語訳学術文庫2289

スッタニパータ[釈尊のことば]全現代語訳

荒牧典俊 本庄良文 榎本文雄(訳)

定価:本体1,080円(税別)

かくしてひとり離れて修行し歩くがよい、あたかも一角の犀そっくりになって――最古の原始仏典が語る釈尊の教えと弟子たちの姿。最古の金口直説を伝える珠玉の詞華集。

満鉄調査部学術文庫2290

満鉄調査部

小林英夫(著)

定価:本体760円(税別)

戦時経済調査、満蒙・ロシア研究、華北分離工作から関東憲兵隊との衝突、戦後日本への大きな影響まで。戦時下の満洲から国策を先導したエリート集団の実像。

宇宙誌学術文庫2291

宇宙誌

松井孝典(著)

定価:本体1,480円(税別)

我々はどこから来たか、我々とは何か、我々はどこへ行くのか――。古代ギリシャから現代のホーキングにいたる天才たちの足跡を追い、二百億光年の時空を旅する知的大紀行。

古典落語(選)学術文庫2292

古典落語(選)

興津要(編)

定価:本体1,130円(税別)

「浮世床」「王子のきつね」「そこつの釘」「笠碁」……。数代にわたって噺家たちに語り継がれてきた伝統の話芸、落語。読んで味わう日本の「笑いの文化遺産」!

反歴史論 学術文庫2293

反歴史論

宇野邦一(著)

定価:本体1,000円(税別)

「歴史」に抗いながら「歴史」を考えるために――。歴史を超える作品を生み出す人間は、歴史に翻弄される存在でもある。その捩れた事実から展開される繊細にして大胆な思考。新稿を加えた決定版!

侍従長の回想学術文庫2284

侍従長の回想

藤田尚徳(著)

定価:本体840円(税別)

空襲下の宮中、そして占領下にあって、昭和天皇はなにを考えていたのか。『昭和天皇実録』刊行のいまこそ読まれるべき稀有の証言。解説=保阪正康。

日本仏教 思想のあゆみ学術文庫2285

日本仏教
思想のあゆみ

竹村牧男(著)

定価:本体1,100円(税別)

聖徳太子、最澄、空海、そして鎌倉新仏教へ――。インド以来の仏教史の頂点に立ち、高度な思想を展開した日本仏教。各宗派祖師の思想を紹介し、日本人のものの見方の特質を描く。

伊藤博文学術文庫2286

伊藤博文

近代日本を創った男

伊藤之雄(著)

定価:本体1,750円(税別)

討幕運動、条約改正、憲法制定、日清・日露、そして韓国統治と暗殺。波乱の六八年の生涯と、剛凌強直たる真の姿を描き尽くす。その人物像を一新させた決定版評伝。

日本人のための英語学習法学術文庫2287

日本人のための英語学習法

松井力也(著)

定価:本体720円(税別)

英語とはこんなに奇妙な言語だったのか! 英語の世界観について考え、英文法の原理を探り、動詞、名詞、前置詞などの根本的な役割を平易に説明する画期的な英語入門。

ヒトはいかにして生まれたか 学術文庫2288

ヒトはいかにして生まれたか

遺伝と進化の人類学

尾本恵市(著)

定価:本体740円(税別)

DNAの発見が、人類学に衝撃を与えた。遺伝子の進化と形態の進化は一致しない。近年の遺伝学の成果を踏まえて、第一人者がやさしく語る、ホモ・サピエンス誕生への道。

チベット旅行記(下)学術文庫2279

チベット旅行記(下)

河口慧海(著)

定価:本体1,380円(税別)

ラサに潜入し、医者として大活躍した明治の求道者が、身命を賭して、仏典を持ち帰るまで。劇的旅行記にして、チベットの風俗・習慣の記録としても第一級の資料。

相楽総三とその同志学術文庫2280

相楽総三とその同志

長谷川伸(著)

定価:本体1,580円(税別)

御一新と「年貢半減」の理想を信じて転戦するも、「偽官軍」の汚名を着せられた赤報隊。一人ひとりの生死を丹念に追うことで、大衆文学の父は「筆の香華」を手向けた。解説=野口武彦。

最暗黒の東京 学術文庫2281

最暗黒の東京

松原岩五郎(著)

定価:本体600円(税別)

明治の東京ディープ案内。貧困と喧嘩、充満する悪臭、そして残飯。文明開化と帝都の発展から取り残された貧民窟の暮らしを活写。社会派ノンフィクションの原点。解説=坪内祐三。

差別感情の哲学学術文庫2282

差別感情の哲学

中島義道(著)

定価:本体800円(税別)

他人に対する否定的感情、自分に対する肯定的感情、そして「誠実性」がはらむ危うさ――。「自己批判精神」と「繊細な精神」をもって自分の中の怠惰と戦い続けよ!

地名の研究 学術文庫2283

地名の研究

柳田國男(著)

定価:本体940円(税別)

日本は諸外国とくらべて地名が膨大であると説き、柳田は有名な「大きな地名」よりも、小字などの「小さな地名」に着目する。地名学の源流となった名著。解説=中沢新一。

童謡・唱歌の世界学術文庫2274

童謡・唱歌の世界

金田一春彦(著)

定価:本体960円(税別)

「故郷」「朧月夜」「赤い靴」……。「内心は作曲家になりたかった」という国語学者が、その歴史と人間模様をまじえて描き出す。名曲の数々に、日本の音楽文化と言語文化を再発見。

華族誕生学術文庫2275

華族誕生

名誉と体面の明治

浅見雅男(著)

定価:本体1,080円(税別)

誰が華族となり、「公侯伯子男」の爵位はどのように決まったか。豊富なエピソードをまじえて華族制度の誕生を解説し、歴史上の意義を問う。近代史の中に消えた特権階級の内幕。

ウィトゲンシュタインの講義数学の基礎篇 学術文庫2276

ウィトゲンシュタインの講義
数学の基礎篇

ケンブリッジ1939年

コーラ・ダイアモンド(編)大谷弘・古田徹也(訳)

定価:本体1,680円(税別)

アラン・チューリングも出席、活発に発言する白熱講義! 数学の基礎についての議論は、言語、規則、命題といった彼の哲学の核心と濃厚に響き合う。後期ウィトゲンシュタインの哲学の現場を体感する!

日本語とはどういう言語か学術文庫2277

日本語とはどういう言語か

石川九楊(著)

定価:本体1,080円(税別)

言(はなしことば)と文(かきことば)の統一体として把える日本語の基本構造とは何か。 西欧言語学には到達しえない言語の本質に肉迫する。石川日本語論の決定版。

チベット旅行記(上) 学術文庫2278

チベット旅行記(上)

河口慧海(著)

定価:本体1,250円(税別)

1897~1903年。仏典を求めて、世界の秘密国チベットに日本人として初入国。波瀾万丈の一大旅行記は、チベットの風俗・習慣の第一級資料でもある。

三国志演義 (四)学術文庫2260

三国志演義 (四)

井波律子(訳)

定価:本体1,700円(税別)

魏、蜀、呉、遂に滅亡! 100年の乱世、ここに終わる。諸葛亮「出師の表」奏上、六度にわたる魏攻略戦、猛将・趙雲の死など、一大巨編の最終巻。

奇跡を考える 科学と宗教学術文庫2269

奇跡を考える
科学と宗教

村上陽一郎(著)

定価:本体720円(税別)

科学はいかに神の代替物になったか? 奇跡の捉え方をヨーロッパの知識の歴史にたどり、宗教と科学の論理と言葉の違いを明らかにする。我が国を代表する科学史家が人間中心主義を問い直す。

全国妖怪事典 学術文庫2270

全国妖怪事典

千葉幹夫(編)

定価:本体1,000円(税別)

アズキアライ、カッパ、ザシキワラシ……日本の妖怪大集合! 日本人はなぜ、妖怪に惹かれるのか。文献に現れた七百四十余の妖怪を都道府県別に分類、紹介する本邦初の本格的妖怪事典。

テンプル騎士団学術文庫2271

テンプル騎士団

篠田雄次郎(著)

定価:本体780円(税別)

騎士にして修道士、東西交流の媒介者、そして近代的組織の先駆――。十二世紀初頭、十字軍の聖地奪還が産んだ軍事的修道会。最大・最強・最富の謎の結社の実像に迫る。

歴代日本銀行総裁論 日本金融政策史の研究 学術文庫2272

歴代日本銀行総裁論
日本金融政策史の研究

吉野俊彦=著
補論=鈴木淑夫

定価:本体1430円(税別)

「通貨の番人」かく戦えり。昭和の恐慌と戦争、石油危機、バブル、デフレ……。明治の創設から平成の現在まで、31代29人の男たちはこの国の経済にどう向き合ったか。ひとで描く日本金融史。

ジャーナリストの生理学 学術文庫2273

ジャーナリストの生理学

バルザック(著)
鹿島茂(訳・解説)

定価:本体1050円(税別)

大文豪バルザックが、新聞記者の本性を暴き、徹底攻撃! 「社長兼編集長兼社主兼発行人」「政治家兼新聞記者」「空疎論者」……今も昔も、信用ならない人々。

三国志演義(三)学術文庫2259

三国志演義(三)

井波律子 訳

定価:本体1700円(税別)

激動の「三国時代」は、新局面に突入。劉備と曹操の漢中争奪戦、関羽の戦死、張飛暗殺、蜀の大敗と劉備の死など、一大巨編の転換点。驚異の物語世界の第三巻。

寺田寅彦 わが師の追想学術文庫2265

寺田寅彦
わが師の追想

中谷宇吉郎

定価:本体1,000円(税別)

近年再評価が進む文理融合の人・寺田寅彦に、最も間近に接した教え子による追想録。大正から昭和初期の学問の場の闊達な空気と、濃密な師弟関係を描く名随筆。解説=池内了。

マッハとニーチェ世紀転換期思想史 学術文庫2266

マッハとニーチェ
世紀転換期思想史

木田元

定価:本体1130円(税別)

二十世紀思想の源泉はどこにあるのか? フッサールを遡って物理学者マッハに、ハイデガーを遡って古典文献学者ニーチェに。行き着いた地点から拓けた思想風景。

〈弱さ〉のちから ホスピタブルな光景学術文庫2267

〈弱さ〉のちから
ホスピタブルな
光景

鷲田清一

定価:本体880円(税別)

「そこに居てくれること」で救われるのは誰か? 看護、ダンスセラピー、ゲイバーなどケアの現場に立つ十三人へのフィールドワークをとおしてその本質に迫る臨床哲学の試み。

東北学/もうひとつの東北 学術文庫2268

東北学/
もうひとつの東北

赤坂憲雄

定価:本体960円(税別)

辺境は、最前線となる。柳田国男の一国民俗学の可能性と限界を問い、その枠組みの北辺とされた東北を、多数性を孕む最前線と位置づける。〈東北学〉を掲げる著者が、その試みを世に問うた意欲作。

三国志演義(二)学術文庫2258

三国志演義(二)

井波律子 訳

定価:本体1,700円(税別)

劉備、曹操、孫権の三雄激突! 長坂の戦い、赤壁の戦い、諸葛亮の登場など、戦乱の「三国時代」いよいよ佳境へ――。魏、蜀、呉の「三国時代」を描く中国文学の傑作の第二弾。

ハイデガー 存在の歴史学術文庫2261

ハイデガー

存在の歴史

高田珠樹著

定価:本体1,200円(税別)

「存在」への問い、そして西洋哲学の解体へ。なぜすべてのものは在るのか? 二〇世紀思想を決定づけた『存在と時間』はどこへ向けて構想されたのか。ハイデガーの思想の精髄に迫る。

生きがい喪失の悩み 学術文庫2262

生きがい喪失の
悩み

ヴィクトール・E・フランクル
中村友太郎訳

定価:本体880円(税別)

「底知れない無意味感」の正体とは? 「実存的真空」を克服しようとする「ロゴテラピー」とは? 世界的ベストセラー『夜と霧』の著者が問う現代人の病理。解説=諸富祥彦。

松下村塾学術文庫2263

松下村塾

古川薫

定価:本体760円(税別)

高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文……「天下を奮発震動」させる人材は萩のささやかな私塾が輩出した。粗末な塾舎で、二八歳の青年は塾生に何を教えたか。幕末の奇跡の全貌。

猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる 学術文庫2264

猫の古典文学誌

鈴の音が聞こえる

田中貴子

定価:本体800円(税別)

人が愛した猫の魂は、永遠に生きる――長い歴史のなかで、猫と人はどのように生を分かち合い、寄り添ってきたのか。様々な時代の古典文学に息づく猫と人のドラマを読む。

英文収録 日本の覚醒学術文庫2253

英文収録 日本の覚醒

岡倉天心
夏野広 訳

定価:本体840円(税別)

西欧近代文明への懐疑を投げかけ、「近代」を超えうる「アジアの原理」の提示を試みる。世界を舞台に明治を駆け抜けたアジアの快男児・天心の日本文明論。解説=色川大吉。

日本探検学術文庫2254

日本探検

梅棹忠夫

定価:本体1,330円(税別)

知の巨人の視線は、みずからの生まれた社会の不思議へと向かう。「文明の生態史観序説」と『知的生産の技術』の間に書かれ、梅棹学の転換点となった知られざる主著が初の文庫化!解説=原武史。

古代エジプト 失われた世界の解読 学術文庫2255

古代エジプト

失われた世界の解読

笈川博一

定価:本体880円(税別)

悠久の古代王国の全貌! ヒエログリフ、スフィンクス、死者の書……。二千七百年余り、三十一王朝の歴史を繙き、数少ない資料を丹念に解読し、その宗教、言語と文字などを概観する。

相対性理論の一世紀学術文庫2256

相対性理論の一世紀

広瀬立成

定価:本体1,080円(税別)

時間と空間の概念を一変させたアインシュタイン。現代物理学の起源となった研究はいかに生まれたか。絶対的権威として君臨していたニュートン力学の常識を根底から覆した、物理学革命のドラマ。

三国志演義 (一) 学術文庫2257

三国志演義(一)

井波律子 訳

定価:本体1,750円(税別)

魏、蜀、呉の「三国時代」を描く中国文学の最高傑作! 本巻は、「黄巾の乱」後の曹操、劉備、孫堅・孫策・孫権の転変、曹操の官渡の戦いでの勝利までを描く。

神曲 天国篇学術文庫2244

神曲 天国篇

ダンテ・アリギエリ
原基晶 訳

定価:本体1,480円(税別)

神との合一を果たし、三位一体の神秘を直観して、三界を巡る旅は大団円を迎える――。読みやすい新訳と、最新の研究に基づく丁寧な解説。キリスト教文学の最高峰の決定版!

お金の改革論学術文庫2249

恐竜の骨をよむ

古脊椎動物学の世界学

犬塚則久

定価:本体1,000円(税別)

地中から発掘されるバラバラの骨から見る者を圧倒する巨大な骨格はどのように復元されるのか。運動能力や生活様式など、比較解剖学・機能形態学が解き明かす最新の恐竜像!

東京語の歴史 学術文庫2250

東京語の歴史

杉本つとむ

定価:本体1,170円(税別)

〈標準語〉の犠牲になった最初の言葉は東京語だった。アズマ言葉から江戸語、そして東京語へ。源内、西鶴はじめ豊富な資料で描き出される、標準語ではない東京語の世界。

民話の世界学術文庫2251

民話の世界

松谷みよ子

定価:本体840円(税別)

赤神と黒神、福の神と貧乏神、つつじのむすめ、小泉小太郎、そして龍の子太郎――。民話の採録・再話に長く取り組んだ児童文学者が描き出す、民衆の〈語り〉とその豊饒の世界。

証言その時々 学術文庫2252

証言その時々

大岡昇平

定価:本体1,050円(税別)

「私はひとりになった。静かに涙が溢れて来た……」。昭和を代表する作家は、戦争、そして戦後日本をどう見たか。収容所での敗戦からチェルノブイリ事故までの「戦争」を巡る証言。

神曲 煉獄篇学術文庫2243

神曲 煉獄篇

ダンテ・アリギエリ
原基晶 訳

定価:本体1,450円(税別)

地獄を離れ到達したのは地上での七つの大罪を贖う場=煉獄だった。麗人ベアトリーチェを案内人に、ダンテは天国へと昇る。中世最高の叙事詩の決定版! 最新の研究に基づく丁寧な解説。

お金の改革論学術文庫2245

お金の改革論

ジョン・メイナード・ケインズ
山形浩生 訳

定価:本体800円(税別)

インフレは不公正で、デフレは不適切である。インフレは貯蓄のマイナスをもたらし、デフレは労働と事業の貧窮を意味する――。「知の巨人」の代表作をわかりやすい訳で紹介。

俳句と川柳 学術文庫2246

俳句と川柳

復本一郎

定価:本体920円(税別)

俳句も川柳もともに十七音の文芸。季語や切字の有無だけでは区別がつかない。俳句と川柳のルーツを探り、新旧の名句を鑑賞し、それぞれの本質を探り、境界線を問う一冊。

「国史」の誕生学術文庫2247

「国史」の誕生

ミカドの国の歴史学

関幸彦

定価:本体840円(税別)

中世を発見したとき、入欧の夢が実現した――。武家政権を否定した明治国家は、なぜ再び武士を称揚したか。江戸の知的遺産に西欧学問を移植した明治人の格闘と、近代歴史学誕生のドラマ。

生物学の歴史 学術文庫2248

生物学の歴史

アイザック・アシモフ
太田次郎 訳

定価:本体960円(税別)

人類は「生命の謎」とどう格闘してきたか。古代ギリシャの自然観から近代の進化論、現代の分子生物学まで、SF作家が博識と文才を存分に発揮し、複雑な歩みを平易に描く科学啓蒙書。

道元「永平広録 真賛・自賛・偈頌」学術文庫2241

道元「永平広録 真賛・自賛・偈頌」

大谷哲夫 訳注

定価:本体1,100円(税別)

詩はさとりへとひらかれる。『正法眼蔵』とならぶ道元の主著『永平広録』全訳注、完結。巻十に収められた詩から禅の深奥を平易に解説する。さとりの詩人、道元の150首。

神曲 地獄篇 学術文庫2242

神曲 地獄篇

アリギエリ,ダンテ
原基晶 訳・解説

定価:本体1,430円(税別)

古代詩人ウェルギリウスと巡る地獄とは? イタリア文学の最高傑作を原典に忠実かつ読みやすい新訳で読む。最新のダンテ研究の成果に基づく丁寧な解説を付す。これぞ決定版!

荘子 下 全訳注学術文庫2238

荘子 下 全訳注

池田知久 訳注

定価:本体2,200円(税別)

天地の根源にある「道」をめぐる古代中国思想の真髄の書は、読者を超俗の思想世界に遊ぶ悦楽へ誘う。達意の現代語訳に、注釈、解説などを付した決定版。

雨のことば辞典学術文庫2239

雨のことば辞典

倉嶋厚・原田稔 編著

定価:本体920円(税別)

四季のうつろいとともに様相が千変万化する雨。雨にまつわる言葉だけを約1200語集めた辞典。気象コラム、ことわざ・慣用句、雨の歳時記として使える「四季雨ごよみ」付き。

生命誌とは何か 学術文庫2240

生命誌とは何か

中村桂子

定価:本体940円(税別)

私たちはどこからきて、どこへ行くのか。博物学と進化論、DNA、ゲノムという考え方を整理し、生命の歴史物語を読み取り、新たな世界観に挑む「生命誌」の世界を展望する。

道元「永平広録 真賛・自賛・偈頌」学術文庫2241

道元「永平広録 真賛・自賛・偈頌」

大谷哲夫 訳注

定価:本体1,100円(税別)

詩はさとりへとひらかれる。『正法眼蔵』とならぶ道元の主著『永平広録』全訳注、完結。巻十に収められた詩から禅の深奥を平易に解説する。さとりの詩人、道元の150首。

神曲 地獄篇 学術文庫2242

神曲 地獄篇

アリギエリ,ダンテ
原基晶 訳・解説

定価:本体1,430円(税別)

古代詩人ウェルギリウスと巡る地獄とは? イタリア文学の最高傑作を原典に忠実かつ読みやすい新訳で読む。最新のダンテ研究の成果に基づく丁寧な解説を付す。これぞ決定版!

学術文庫2233

グノーシスの神話

大貫隆 訳・著

定価:本体1,080円(税別)

悪はどこから来たのか。古代キリスト教会に難問を突きつけた「異端思想」の神話を紹介。ナグ・ハマディ文書からマンダ教、マニ教まで主要な断章を読み解き、その全貌に迫る。

すし物語学術文庫2234

すし物語

宮尾しげを

定価:本体980円(税別)

江戸・明治時代の名店探索、米、魚、わさびの蘊蓄、地方特有のすし文化まで、多様な鮓・鮨・寿司を紹介。大陸から伝来した食文化は、いかに日本料理へと昇華したか。

愛欲のローマ史 変貌する社会の底流 学術文庫2235

愛欲のローマ史

本村凌二

定価:本体800円(税別)

恥辱と悪徳を語ることは、その社会の深層に触れることである。「愛」と「性」のかたちを丹念にとらえ、古代ローマ人の内なる心性と変貌する社会の底流を描く社会史の試み。

ハンナ・アレント学術文庫2236

ハンナ・アレント

川崎修

定価:本体1,300円(税別)

家郷なき保守主義者、進歩を信じ得ない革命理論家――。二十世紀思想の十字路と呼ばれ、全体主義の世紀と格闘した政治哲学者の思想の全体像を第一人者が描き出す。

荘子 上 全訳注 学術文庫2237

荘子 上

池田知久 訳注

定価:本体2,000円(税別)

「無」からの宇宙生成、無用の用、胡蝶の夢……。「一」であり「無」でもある「道」とは何か? 中国古代思想の極北の書を、丁寧な解説と達意の訳文で読む。

イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む学術文庫2226

イザベラ・バードの旅

『日本奥地紀行』を読む

宮本常一

定価:本体920円(税別)

「旅に生きた英国婦人」が書きとめた明治初期の「不思議の国・日本」の人々の暮らしぶり。100年後、無比の民俗学者はどう読み解いたのか。宮本民俗学のエッセンス。

密教とマンダラ学術文庫2229

密教とマンダラ

頼富本宏

定価:本体920円(税別)

日本の密教を世界の仏教史のなかに位置づけ、その歴史、教義の概要を紹介。数多くのほとけを体系的・視覚的に配置したマンダラについて平易に解説。入門書の決定版!

経済学再入門 学術文庫2230

経済学再入門

根井雅弘

定価:本体740円(税別)

複雑な現実を解釈するために多様な経済思想が生まれた。ケインズ革命の意義、シカゴ学派の思想の核心など、スミスから現在に到る経済思想史を俯瞰し、キーワードを再検討。

デカルト哲学学術文庫2231

デカルト哲学

小泉義之

定価:本体820円(税別)

「我思う故に我在り」の哲学者は「哲学の王道」を語っていた。現代社会の虚偽を根こそぎにし、独我論から「賢者の倫理」に至ろうとしたデカルト哲学をスリリングに読み直す。

わたしの哲学入門 学術文庫2232

わたしの哲学入門

木田元

定価:本体1,180円(税別)

ギリシアから近代に通底する存在概念とは? ハイデガーによる〈哲学解体〉の試みとは? 哲学の根本問題「存在とは何か」について、西洋哲学の思索の流れをたどる一冊。

バルセロナ、秘数3学術文庫2223

バルセロナ、秘数3

中沢新一

定価:本体800円(税別)

西欧にダイナミズムを与えてきた秘数3と秘数4の対立。海と空の間に漂流する都市の高次元空間に鳴り響く調和の旋律を聴く! 失われた対称性を取り戻す幸福の旅行記。

イギリス 繁栄のあとさき学術文庫2224

イギリス
繁栄のあとさき

川北稔

定価:本体800円(税別)

今日、イギリスから学ぶべきは、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。大都市への一極集中、老親の扶養問題など現代日本を考えるヒントの数々。

全線開通版 線路のない時刻表 学術文庫2225

全線開通版
線路のない時刻表

宮脇俊三

定価:本体880円(税別)

鉄道紀行の第一人者が、工事中断で「開通見込不明」になったローカル新線をたどる。著者製作の架空時刻表も収録。開業後の実乗記を加えた「完全開通版」!

五十音引き中国語辞典学術文庫2227

五十音引き中国語辞典

北浦藤郎
蘇英哲
鄭正浩

定価:本体2,750円(税別)

あいうえお順だからピンインがわからなくても引ける! 初学者のつまずきを解消する、他に類のないユニークな中国語辞典。

市民の科学 学術文庫2228

市民の科学

高木仁三郎

定価:本体900円(税別)

専門的能力を持たない「普通の人」は巨大科学技術を監視・検証するため何ができるか。「自前の科学」の実現に向けて反原発のカリスマが遺した実践的提言。

醒睡笑 全訳注学術文庫2217

醒睡笑 全訳注

安楽庵策伝
宮尾與男 訳注

定価:本体1,700円(税別)

近世笑話集の名著のこれまで未刊だった版本の全訳注が登場。うつけ・堕落僧・上戸・うそつきなど多様な登場人物がつくる豊かな笑いの世界。落語の原点がここにある。

天狗芸術論・猫の妙術 全訳注学術文庫2218

天狗芸術論・猫の妙術 全訳注

佚斎樗山
石井邦夫 訳注

定価:本体700円(税別)

天狗と猫が指南する剣術と人生の奥義。のろまな古猫はいかにして大鼠を銜え取ったか。『五輪書』と並ぶ剣術の秘伝書にして「人生の書」。江戸談義本の傑作。解説=内田樹。

しぐさの日本文化 学術文庫2219

しぐさの日本文化

多田道太郎

定価:本体920円(税別)

ふとしたしぐさ、身振り、姿勢は、社会に共有され、伝承される、文化でもある。すぐれた観察眼で日本的なしぐさの裏にある無意識の構造を鮮やかに展開する名エッセイ。

日本書紀の世界学術文庫2220

日本書紀の世界

山田英雄

定価:本体900円(税別)

なぜ「日本書」「日本紀」ではなく、「書紀」なのか――。成立の謎から、各巻の特徴、読解まで、もっともバランスのとれた、明快な『日本書紀』入門書の決定版、登場!

江戸幕府崩壊 学術文庫2221

江戸幕府崩壊

家近良樹

定価:本体920円(税別)

薩摩・長州などの反幕府勢力が武力で倒幕を果たしたという「常識」は本当か。孝明天皇や、一橋慶喜、松平容保ら従来注目されなかった側から描き出す、新しい幕府維新史!

新装版日本風景論 学術文庫2222

日本風景論 新装版

志賀重昂

定価:本体1,000円(税別)

科学的・実証的な論述と日本文学の古典を豊富に引用し、名手樋畑雪湖と海老名明四の挿画とあいまって、日本自然の美しさを詩情豊かに紹介する古典的名著の新装版。

富士山の自然史学術文庫2212

富士山の自然史

貝塚爽平

定価:本体800円(税別)

日本一の山は、なぜあの場所に聳えているのか? 地殻変動、氷期と間氷期の海水面など、100万年のスパンで地形の成り立ちを解明する。風景と足下に隠された自然史を読む。

幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで学術文庫2213

幻の東京オリンピック

橋本一夫

定価:本体960円(税別)

ヒトラーとムソリーニの支持を得て激しい招致合戦に勝利しながら、戦火と国策の中で「返上」に追い込まれた1940年東京五輪の悲劇と、尽力した人々の苦悩。

鎌倉と京 武家政権と庶民世界 学術文庫2214

鎌倉と京

五味文彦

定価:本体1,380円(税別)

中世とは、地方武士と都市庶民の時代だった。武士擡頭の契機となった保元の乱から鎌倉幕府滅亡へ――。鎌倉と京を中心に、人と場との有機的関係を探究し活写する。

ローマ五賢帝 「輝ける世紀」の虚像と実像学術文庫2215

ローマ五賢帝

南川高志

定価:本体880円(税別)

賢帝ハドリアヌスは、同時代の人々には恐るべき「暴君」だった! 人類が最も幸福だったとされる100年。平和と安定の裏に隠された皇帝と元老院議員たちの権力抗争。

日本の食と酒 学術文庫2216

日本の食と酒

吉田元

定価:本体960円(税別)

日本人の食の原型は中世末にかたちづくられていた。中世の公家日記と寺院文書から食生活を再現し、酒、醤、味噌、納豆などの製法から発酵文化の歴史を跡付け、その原点に迫る。

フロイトとユング学術文庫2207

フロイトとユング

小此木啓吾
河合隼雄

定価:本体800円(税別)

20世紀初頭、精神や心理を通して、人間存在の深層を探究したフロイトとユング。二人の巨人の思想の全容と生涯を、日本を代表する両派の第一人者があますところなく語りつくした、記念碑的対談。

岩波茂雄と出版文化 近代日本の教養主義 学術文庫2208

岩波茂雄と
出版文化

村上一郎
竹内洋 解説

定価:本体720円(税別)

岩波書店創業者の岩波茂雄をめぐる『岩波茂雄 成らざりしカルテと若干の付箋』(村上一郎著)と解説(竹内洋)で構成。アカデミズムと出版文化の関係を徹底解読。

斜線 方法としての対角線の科学学術文庫2209

斜線

R・カイヨワ
中原好文 訳

定価:本体880円(税別)

宗教学、人類学、動物学、鉱物学、数学、物理学……。フランスの知の巨人が、広範な領域を横断して、「類推」と「想像」の力で、世界に潜んでいる構造を抉り出す。

科学の解釈学 学術文庫2210

科学の解釈学

野家啓一

定価:本体1,350円(税別)

そもそも科学とは万能なのか――。十九世紀以来の科学主義イデオロギーの専制を廃し、科学哲学の本来の哲学的課題たる科学的理性批判の復権を唱える刺激的論考。

パンの文化史学術文庫2211

パンの文化史

舟田詠子

定価:本体1,150円(税別)

膨大な資料と調査に基づいて、古今東西のパン食文化を一望。貴重な図版写真も多数収録。世界各地で多種多様に継承された、パンの姿と歴史と文化が、この一冊に。

日本国憲法 新装版学術文庫2201

日本国憲法 新装版

学術文庫編集部 編

定価:本体300円(税別)

「人類普遍の原理」を掲げながら、戦後最大の争点でもありつづけた日本国憲法。「日米安保条約」を新たに収録して、新装版として登場。読んでから考えたい、憲法。

吉田松陰著作選学術文庫2202

吉田松陰著作選

奈良本辰也

定価:本体1,300円(税別)

至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり――。幕末動乱の時代、至誠と行動に生きた吉田松陰。彼の代表的著述を通し、時代を変革する思想を読み解いてゆく。

忠臣蔵学術文庫2203

忠臣蔵

渡辺保

定価:本体1,150円(税別)

「忠臣蔵」はなぜ、かくも日本人に愛され、いかに歌舞伎最大の古典になったのか。「忠臣蔵」という共同幻想、大石内蔵助という理想像をつくったのは、本当はだれなのか。

東京 下町山の手 1867-1923 学術文庫2204

東京 下町山の手 1867-1923

エドワード・サイデンステッカー
安西徹雄 訳

定価:本体1,200円(税別)

東京が生まれた! 江戸から大震災まで、モダン都市へと変貌してゆく〈原・東京〉の旅。多数の日本文学を英訳した米国人文学者による東京論・近代日本論の名著。

明治医事往来 学術文庫2205

明治医事往来

立川昭二

定価:本体1,300円(税別)

平均寿命30年の時代、近代化の繁栄の裏には病いがあった。続発するコレラ騒動、石川啄木らを襲った結核、過酷な梅毒検査――。有名無名の人々の生と死を描く。

役人の生理学 学術文庫2206

役人の生理学

オノレ・ド・バルザック
鹿島茂 訳

定価:本体840円(税別)

「生きるために俸給を必要とし、自分の職場を離れる自由を持たず、書類作り以外なんの能力もない人間」を洞察した随筆に3篇の「役人文学」アンソロジーを追加。

記号論2学術文庫2195

記号論Ⅱ

ウンベルト・エーコ
池上嘉彦 訳

定価:本体1,350円(税別)

記号が作り出されるとはどういうことか。言語とコミュニケーションをめぐる思考は、いよいよ核心へと至る。人の営みとしての”記号の正体に肉薄する!

ウィトゲンシュタインの講義学術文庫2196

ウィトゲンシュタインの講義

アリス・アンブローズ 編
野矢茂樹 訳

定価:本体1,500円(税別)

「言語ゲーム」という考えが熟していく中期から後期に到る変化とは。ウィトゲンシュタインの哲学の手ざわり、魅力にあふれた一冊!

往生要集を読む 学術文庫2197

往生要集を読む

中村元

定価:本体960円(税別)

日本人の地獄観・極楽観はどのように生まれたか。インド仏教の原典と源信の思想とを徹底的に比較検証、彼が基礎づけた日本浄土教の根源と特質を碩学が探究する。

落語の言語学 学術文庫2198

落語の言語学

野村雅昭

定価:本体1,050円(税別)

えー、一席お笑いを申し上げます――。なぜわざわざこんなマエオキを言うのか。「ことば」だけで成り立つ特異な話芸の魅力を、豊富な実例で分析する異色の落語論。

物語の中世 学術文庫2199

物語の中世

保立道久

定価:本体1,350円(税別)

「お腰につけたキビダンゴ」は貧困&無価値の象徴!? 社会史研究の立場から挑む竹取物語、鉢かづき、三年寝太郎、桃太郎……。物語世界から中世の現実を読み出す。

イザベラ・バード 学術文庫2200

イザベラ・バード

パット・バー
小野崎晶裕 訳

定価:本体1,250円(税別)

19世紀後半のもっとも著名なイギリス人旅行家。病弱だった少女時代から、アジア、中東などの奥地での苦闘、晩婚後の報われぬ日々まで、激動の72年を描く評伝。

日本中世都市の世界学術文庫2189

日本中世都市の世界

網野善彦

定価:本体1,450円(税別)

中世都市の市場原理や自治、自由の諸問題を、多角的視点から実証的に探究。「無縁」を論じ、都市民による交流と文化の場としての新たな中世社会像を提唱した、碩学の記念碑的論集。(解説:桜井英治)

古事記とはなにか学術文庫2190

古事記とはなにか

神野志隆光

定価:本体1,050円(税別)

黄泉国は「死」をめぐる神話ではない。高天原は『古事記』にあって『日本書紀』にはない――。天皇の世界たる「天下」を語る物語として、古事記の厳密な読みを示した力作!

インド仏教思想史 学術文庫2191

インド仏教思想史

三枝充悳

定価:本体880円(税別)

インドに生まれ、初期仏教、部派仏教、大乗仏教と展開し、アジアに広がっていった仏教。インド仏教史に沿って仏教の基本思想と重要概念、諸思想の変遷を概観する。

ヴェネツィア 学術文庫2192

ヴェネツィア

ウィリアム・H・マクニール
清水廣一郎 訳

定価:本体1,400円(税別)

ベストセラー『世界史』の著者の、もうひとつの代表作。地中海最強の都市国家はいかに興隆し、衰退したか。東西文化の相互作用のドラマを壮大なスケールで描き出す。

昭和維新試論 学術文庫2193

昭和維新試論

橋川文三

定価:本体1,000円(税別)

日本人は、はじめて差別に憤り平等を希求した。高山樗牛、石川啄木、北一輝らに昭和維新思想の系譜を認め、悲哀の精神史を描く。著者最後の書。(解説:鶴見俊輔)

記号論1 学術文庫2194

記号論Ⅰ

ウンベルト・エーコ
池上嘉彦 訳

定価:本体1,100円(税別)

『薔薇の名前』の背景にある、言語、哲学、そして芸術への思索。記号論の基本概念を体系化し、記号を生産するという営みの核心にあるコードの理論を思考する!

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